悪夢
文化祭の準備をしている
わたしのクラスは入り口入ってすぐのところに教室があって、よく目に付く場所なんだからがんばらねばならぬとやたら奮闘している
折り紙のワッカをつけたり、布きれを看板に見立てたりして一通り準備がおわった頃、アフリカの方々がなにかしらイベントをするらしいと聞き、みんなでワイワイそちらに向かう
外に出るとすぐそこに富士山があって、なんだかよくわからないけどパーティーが開かれている
アフリカの方々はみんな異常にテンションが高くて、なんとか合わせようと「フ〜!フ〜!」などと言っていたら無差別パイ投げ攻撃に遭う
どうやら彼らの住む地方ではそれは歓迎の意味らしく、パイを顔面にぶつけられたものの怒るに怒れない
ちょっとやってみなよ、とスコップを渡され、石を掘り起こす体験などもする
仲良くなったかなと思っていたのだけど、なんだかいいように使われているだけだったようで、いつの間にか労働者として扱われている
その日の労働を終え、帰る途中、富士山からなにやら巨大な赤い丸が飛び出していることに気づく
よく晴れた青空と、富士山と、赤い丸がまるで新年の日の出の絵のようできれいなのだけど、赤い丸はどうもおかしい
言い知れぬ不吉な雰囲気を感じていると、風船の空気が抜けるような動きをしながらピューっと赤い丸の空気が抜けていく
赤い丸の近くだけ時間が狂っているらしく、動きはスローモーション
それはどう見ても異様な状況で、すぐに赤い丸の中の空気を吸ったら大変なことになると確信する
電車に乗って、できるだけ赤い丸から離れようと、きれいな田園風景が広がる中、パニックになりながらみんなで走って駅に向かう
駅に着くとそこには既に電車がとまっていたが、車掌さんも、電車に乗っていた乗客も赤い丸の不吉な雰囲気を察していて、今すぐここから離れなければならないと、先頭を走っていた私が電車に乗り込んだ段階で電車を発車させてしまう
クラスメイトはみんなホームに取り残される
電車は猛スピードで田んぼだらけの田舎を走る
窓からは富士山が見えていて、まだ赤い丸がスローモーションで動いている
ふと線路に異様な数の電車が走っていることに気づく
このままではどう考えても他の電車に衝突してしまう
しかし外に出れば赤い丸の空気を浴びてしまうかもしれない
そこで誰かが「電車が衝突する瞬間にジャンプすれば生き残れる」と叫ぶ
え?ほんとにそれで生き残れるの?と疑心暗鬼になりつつも、ジャンプの瞬間をじっと待っている
ここで目が覚めました
本当に赤い丸こわい